サラの家で暮らすようになったタローは
やがて大きくなったら、
別れがくるのです。

タローは森に帰らなくてはならないからです。

ここの森は猫ちゃんの森、
みんなと仲良くやってかないと、
ならない運命なのです。

いつの日からか、この森は、
ねこちゃんの森なのです。

一年いるかな、タローもサラと
それまで仲良く暮らそうね、

サラは心の中でそう思っていました。

タローも少しやわらかいお食事と、
ミルクとで離乳の時期がやって来ました。

最近少しタローに変化が出てきたように思います。

小さい、毛糸で作ったボールに興味を持ち始め
一人遊びするようになりました。

時々小さいタローなのですが
「僕のお父さんはどこにいるの」
って顔でサラをみるのです。

「タローのお父さんは誰だろね」

「きっといつかこの森にいたら会え日がくるょ」

サラもう答えます。

親子だものいつか会えるょ
お母さんはいないけど、

お父さんはきっと元気で暮らしてるょ

サラもそう言って聞かせています。

時々ボスが様子を見に来るのです。

「元気でやってるか」って

タローは今のは誰なのって顔をします。

「あのねこちゃんはここの森を支配してるボスょ」

「やがて森に帰ったら、ボスにお世話になるのょ」

タローはそうなの、そんな偉いねこなの

良くわからないなってそりゃそうょね
タローにはまだまだ、
関係の無い事だものね。

そしてまた無邪気にボールを追いかけるタロー

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